世界のヤマシタ、満を持してフェルナンド・ソルに挑む!!

山下和仁 ギター・リサイタル
ゲスト…山下紅弓 Kazuhito Yamashita Guitar Recital
Guest: Koyumi Yamashita

2019年2月7日(木)19:00開演

浜離宮朝日ホール

出演

山下和仁(ギター)
山下紅弓(ギター)

曲目

フェルナンド・ソル:
ソナタ ハ長調 op.15-2
12の練習曲 op.6より 第2番 イ長調/第3番 ホ長調/第4番 ト長調/第12番 イ長調
12の練習曲 op.29より 第21番 ニ長調
24の漸進的なレッスンop.31より 第18番 ロ短調/第19番 イ長調
24の非常にやさしい課題曲op.35より 第22番 ホ短調「月光」
24の漸進的な小品 op.44より 第24番 イ長調
25の練習曲「ギター練習への入門」op.60より 第24番 ニ短調
  
<山下和仁&紅弓 デュオ>
 ランクラージュマン op.34
 ロシアの思い出 op.63

<山下紅弓 ソロ>
 「小川の岸辺」による幻想曲 op.40

チケット

全席指定6,500円 学生3,000円

プレイガイド

朝日ホール・チケットセンター 03-3267-9990
(日・祝除く10:00~18:00)
イープラス
チケットぴあ 0570-02-9999(Pコード:130-975)
ローソンチケット 0570-000-407(Lコード:32071)
GGショップ 03-3530-5342
ギタルラ社 03-3952-5515
都内ギター専門店

主催

主催:朝日新聞社/パシフィック・コンサート・マネジメント
協賛:株式会社タムラ製作所

Date

Thursday, February 7, 2019 19:00

Hall

Hamarikyu Asahi Hall

Artist

Kazuhito Yamashita, Guitar
Koyumi Yamashita, Guitar

Program

Fernando Sor:
Sonata in C Major, op.15-2
12 Etudes op.6  No.2 in A major / No.3 in E major / No.4 in G major / No.12 in A major
12 Etudes op.29  No.21 D major
24 Leçons Progressives, op.31  No.18 in B minor / No.19 in A major
24 Exercices Tres Faciles, op.35  No.22 in E minor “Moonlight”
24 Petites Pièces Progressives, op.44  No.24 in A major
Introduction à I'étude de la Guitare, op.60  No.24 in D minor

<Duo>
 L'Encouragement, op.34
 Souvenir de Russie, op.63

<Koyumi Yamashita Solo>
 Fantaisie et variations sur un air écossais, op.40

プロフィール
山下 和仁(ギター)
 1961年長崎市に生まれ、父、山下亨に8歳よりギターを学ぶ 。また作曲家の小船幸次郎に師事。15歳で全国コンクール(現・東京国際ギターコンクール)優勝。16歳でラミレス(スペイン)、アレッサンドリア国際(イタリア)、パリの世界三大ギターコンクールに、いずれも史上最年少優勝という快挙をなし遂げた。
 これまでに85枚のアルバムを発表。1980年発表の自身の編曲による〈展覧会の絵〉が大反響を得て、翌年にはアルバムをリリース(ドイツ・レコード賞受賞)。以後、〈火の鳥〉〈シェエラザード〉〈新世界より〉等のオーケストラ作品をギター用に編曲し、大きな話題となる。さらに、J.S.バッハの『無伴奏ヴァイオリン・ソナタ&パルティータ』、『無伴奏チェロ組曲』、『リュート組曲』は特に名高く、特殊な技法も併せて前人未踏の域を示した。また、『アランフェス協奏曲』、『ソル:ギター曲全集』、カステルヌオーヴォ=テデスコの代表作『ゴヤによる24のカプリチョス』等ギター本来のレパートリーも、名演の誉れ高い。
 ソリストとして、スラットキン指揮ロンドン・フィル、パイヤール室内管、スペイン放送響等と、日本でもN響をはじめ全国主要オーケストラと共演する。ジェームズ・ゴールウェイ(フルート)、ヴォルフガング・シュルツ(フルート)、東京クヮルテット、ゲイリー・カー(コントラバス)等とも共演。海外公演も数多く、ウィーン・ムジークフェライン大ホール、ニューヨーク・リンカーンセンター、シカゴ・オーケストラホール、サンクトペテルブルク・フィルハーモニア大ホール、テアトロ・オリンピコ、ペルー・サクサイワマン遺跡などでリサイタルを開催しているほか、世界各地で行われるジャンルの混交した大規模な国際ギター・フェスティバルにも、クラシック・ギターの雄として、毎年のように招待されている。
2004年からは自身の子供たちと「山下和仁 ファミリーカルテット・クインテット」を結成し、長女(紅弓)、次女(愛陽)ともギター・デュオを組み、世界各地で公演を行っている。
国内外の現代作曲家、特にアジアの作曲家たちの新作委嘱初演にも意欲的で、山下和仁のために書かれた作品は60曲を越えている。CD≪黎明期の日本ギター曲集≫で平成11年度文化庁芸術祭大賞を受賞。

山下 紅弓(ギター)
 2003年、東京・浜離宮朝日ホールにて父・山下和仁とのデュオでデビュー。2004年のローマ国際ギター・フェスティバル以来、家族とともにデュオ、カルテット、クインテットなどで、イタリア各地をはじめ、スペインのコルドバフェスティバル、ポルトガル、チェコ、ハンガリー、アイルランド、アメリカ、韓国、日本、シンガポール、ヴェトナム等各地で公演したほか、3点のCDアルバムを発表。2010年、名古屋にてソロデビュー。熊本大学理学部卒業後、現在は九州大学大学院理学府在学中。専攻は地学。熊本ギターの会特別会員。熊本を中心にリサイタルほか幅広い演奏活動を行っている。2016年は、福岡市にてソロリサイタル(昼夜2回公演)。山下和仁とイタリアツアー。韓国、対馬、奈良・春日大社でも公演。自らの企画で熊本大学医学部アンサンブルと、熊本地震のためのチャリティー演奏会も開催。2017年、CD「ランクラージュマン」(父とのデュオ)および、自身のソロアルバムCD「エンデチャとオレムス」をリリース。