円熟を迎えた孤高のヴィルトゥオーゾ J.S.バッハの叡智を辿る大航海の2夜

コリヤ・ブラッハー
J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ&パルティータ全曲演奏会【第2夜】 Kolja Blacher plays J.S.Bach Sonatas and Partitas for Solo Violin

2023年6月30日(金)18:30開場/19:00開演

トッパンホール

出演

コリヤ・ブラッハー(ヴァイオリン)

曲目

J.S.バッハ:
無伴奏ヴァイオリン・ソナタ 第2番 イ短調 BWV1003
無伴奏ヴァイオリン・パルティータ 第1番 ロ短調 BWV1002
無伴奏ヴァイオリン・パルティータ 第2番 ニ短調 BWV1004

チケット

全席指定 一般 6,500円 学生3,000円
(学生券…公演当日要学生証)

2公演セット券 12,000円

プレイガイド

トッパンホールチケットセンター 03-5840-2222
イープラス

主催

主催:パシフィック・コンサート・マネジメント

Date

Friday 30th June 2023, 19:00 Start

Hall

Toppan Hall

Artist

Kolja Blacher, Violin

Program

J.S.Bach:
 Violin Sonata No.2 in A Minor, BWV1003
 Violin Partita No.1 in B Minor, BWV1002
 Violin Partita No.2 in D Minor, BWV1004
プロフィール
 ベルリンで豊田耕児、ジュリアード音楽院でドロシー・ディレイ、ザルツブルクでシャンドール・ヴェーグに師事。これまでに、ベルリン・フィル、ミュンヘン・フィル、旧ハンブルク北ドイツ放送交響楽団(NDR)、ベルリン・ドイツ交響楽団、ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団、ローマ・サンタ・チェチーリア国立管弦楽団等のオーケストラと、クラウディオ・アバド、マリス・ヤンソンス、キリル・ペトレンコ、ウラディーミル・ユロフスキ、ドミトリー・キタエンコ、マティアス・ピンチャー、マルクス・シュテンツ等の指揮者と共演。
 弾き振りでは、ドレスデン・フィル、ベルリン・コーミッシェ・オーパー管弦楽団、メルボルン交響楽団、台湾フィル、シュトゥットガルト室内管弦楽団等と共演し、2023/24シーズンにはタリン室内管弦楽団の常任ソリスト&指揮者を務める。指揮者としては、ミラノ・ジュゼッペ・ヴェルディ交響楽団の室内オーケストラ公演を率いるほか、ノルウェー室内管弦楽団、ノールランド歌劇場、南デンマーク・フィル、ラインラント=プファルツ州立フィル等に客演している。
 録音では、ベルリン・フィル時代とルツェルン祝祭管弦楽団から親交があったクラウディオ・アバドと共演したCDがディアパソン・ドールをはじめ数々の賞を受賞した。2013年にリリースしたシェーンベルクのアルバム(マルクス・シュテンツ指揮ケルン・ギュルツェニヒ管弦楽団)は、ドイツ・シャルプラッテン賞のオーケストラ音楽部門のベスト3に選出された。このほか近年は、ニールセン、ハイドン、バーンスタイン等の録音をリリースしている。
 バルト系ドイツ人の作曲家ボリス・ブラッハーを父に持ち、ベルリンで生まれ育つ。ベルリン・フィル第1コンサートマスターを6年間務めた後、ソリストとしてのキャリアを確立。現在、ハンス・アイスラー音楽大学教授を務める。
 使用楽器は1730年製グァルネリ・デル・ジェス「Ex.ズッカーマン」および1730年製ストラディヴァリウス「トリトン」(いずれもキミコ・パワーズ氏より貸与)。