ドヴォルザーク&ムソルグスキー

フォーレ四重奏団 Fauré Quartett

2021年12月7日(火)19:00開演

トッパンホール

出演

フォーレ四重奏団(ピアノ四重奏団)

曲目

ドヴォルザーク:ピアノ四重奏曲 第2番 変ホ長調 op.87
ムソルグスキー(グルズマン&モメルツ編):
組曲『展覧会の絵』

チケット

全席指定 一般 6,000円 学生3,000円
 *学生券のお取扱いはパシフィック・コンサート・マネジメントのみです。

※当日券有り

主催

主催:パシフィック・コンサート・マネジメント

Date

Tuesday, December 7, 2021 19:00

Hall

Toppan Hall

Artist

Fauré Quartett, Piano Quartet

Program

Dvořák: Piano Quartet No.2 in E-flat major, op.87
Mussorgski (arr. G.Gruzman & D.Mommertz): 
Pictures at an Exhibition

プロフィール
「フォーレ四重奏団は、今聴くことのできるトップクラスのアンサンブルである」
――ハラルド・エッゲブレヒト(南ドイツ新聞)

 要求されるものは常に変化し、室内楽においても数十年前から続くルールに止まることはない。レパートリーの多様さへの期待も同様に変化しており、これがフォーレ四重奏団に創造の可能性を与え、彼らはわずか数年で世界屈指のピアノ四重奏団としての地位を確立した。ディルク・モメルツ(ピアノ)、エリカ・ゲルトゼッツァー(ヴァイオリン)、サーシャ・フレンブリング(ヴィオラ)、コンスタンティン・ハイドリッヒ(チェロ)の4人は、このような背景からもたらされたチャンスを活かし、室内楽における新たなサウンドの領域を発見し、主流なレパートリー以外の作品も積極的に取り組んでいる。
 彼らはこのアプローチに明確なビジョンを持ち、その試みと発見は高い評価を得ている。NDRビッグバンド、シンガーソングライターのルーファス・ウェインライト、作曲家のスヴェン・ヘルビッヒとのコラボレーションで、ベルリンのベルクハイン、フランクフルトのコクーン・クラブ、ニューヨークのポワソン・ルージュなどのクラブやライブハウスに登場している。一方で、ドイツのテレビ番組「KIKA」や、教育プロジェクト「ラプソディ・イン・スクール」において、室内楽を通じて子どもへの教育活動にも取り組んでいる。
 1995年、フォーレ生誕150周年の年にドイツ・カールスルーエ音楽大学で4人は出会い結成された。2006年、名門ドイツ・グラモフォンと契約を結び、2009年にリリースした『ポップソングス』は聴衆や評論家から多くの支持を集め、翌年エコー・クラシック賞のクロスオーヴァー賞を受賞。また、同レーベルからの『ブラームス:ピアノ四重奏曲第1番&第3番』も、2008年エコー・クラシック賞の室内楽録音部門を受賞した。このほかにリリースした『モーツァルト:ピアノ四重奏曲第1番&第2番』、『メンデルスゾーン:ピアノ四重奏曲第2番&第3番』、『スヴェン・ヘルビッヒ:ポケット・シンフォニーズ』(クリスチャン・ヤルヴィ指揮/MDR交響楽団)も好評を博す。また、ドイツ音楽コンクール入賞、メクレンブルク=フォアポンメルン音楽祭のアンサンブル賞、デュースブルク音楽賞、シュレスヴィヒ=ホルシュタイン音楽祭のブラームス賞等を受賞している。2014年ソニー・クラシカルより『R.シュトラウス&マーラー:ピアノ四重奏曲集・歌曲集』(ソプラノ:ジモーネ・ケルメス)を、2018年ベルリン・クラシックスより『展覧会の絵』をリリース。
 世界各国で演奏活動を展開させ、これまでに、ロンドンのウィグモア・ホール、ベルリン・フィルハーモニー、フランクフルト・アルテオーパー、アムステルダム・コンセルトヘボウ、ブエノスアイレスのテアトロ・コロン等のコンサートホールのほか、ラインガウ、シュヴェツィンゲン、ルートヴィヒスブルク、キッシンゲンの夏等の音楽祭にも登場している。また、各地でマスタークラスを行うほか、メンバーはそれぞれベルリン芸術大学とミュンヘン音楽大学で後進の指導にもあたる。リューゲン春の音楽祭の音楽監督を務めたほか、現在はカールスルーエ音楽大学のカルテット・イン・レジデンスを務めている。