藤川 真弓 Mayumi Fujikawa
プロフィール
北海道旭川に生まれ、3歳から父の手ほどきを受ける。桐朋学園高等部・音楽科で学び故斎藤秀雄、故宗倫安、小林健次の各氏に師事。1967年、ベルギーのフラマン国立音楽院に留学、フランス・ビジィに師事。ニースでの夏季講習では3年間、レオニード・コーガンに師事した。マスター・コースおよび室内楽を最優秀で卒業。
1970年5月、ベルギーの国際ヴュータン・コンクールに、審査員全員一致の推奨で優勝。続く6月には、チャイコフスキー国際コンクールで、楽器の不調にもかかわらず、第2位を獲得、センセーションを巻き起こし、その結果、長期の旧ソ連邦内の公演が契約された。
1971年、ユージン・オーマンディ指揮のフィラデルフィア管弦楽団と共演。このアメリカ・デビューは、各方面から絶賛され、ただちに数回の公演が契約された。
1974年には、ロンドン交響楽団とのイギリス・デビューが素晴らしい成功を収め、アンドレ・プレヴィンの指揮で再度ロンドン公演出演を依頼された。このコンサートがまた注目を集め、オールドバラ・フェスティバルおよびシカゴ交響楽団、ピッツバーグ交響楽団とプレヴィン指揮の公演に出演を要請された。さらにまたロンドン公演での演奏を聴いたロリン・マゼールから、ニューヨーク・フィルハーモニックとクリーヴランド管弦楽団のソリストとして迎えられた。
そのほかヨーロッパ本土では、ラファエル・クーべリック指揮バイエルン放送響、クルト・ザンデルリング指揮ロイヤル・コンセルトヘボウ管/ドレスデン・シュターツカペレ、ヴォルフガング・サヴァリッシュ指揮ハンブルク国立歌劇場管、マイケル・ティルソン・トーマス指揮ベルリン・ドイツ響、ヨーゼフ・クリップス指揮フランス国立放送フィル、エリアフ・インバル指揮フランクフルト放送響、パーヴォ・ヤルヴィ指揮ヘルシンキ・フィルをはじめ、ウィーン響、イスラエル・フィル、ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管、フランス国立管、フランス国立放送フィル、シュトゥットガルト放送響、ザールブリュッケン放送響、ボン・ベートーヴェン管、スイス・ロマンド管、スウェーデン放送響、ザルツブルク・モーツァルテウム管、ウィーン放送響、イタリア国立放送響(RAI)、スロヴァキア・フィル、ブダペスト・フィル、ベルギー国立響、ロッテルダム・フィル、などと協演する。
北米では、前述のフィラデルフィア管、ニューヨーク・フィルをはじめ、メータ/バレンボイム指揮ロスアンジェルス・フィル、小澤征爾指揮サンフランシスコ響/ボストン響、レヴァイン/プレヴィン指揮シカゴ響のほか、ピッツバーグ響、ミネソタ響、モントリオール響、バンクーバー響、トロント響などと協演している。
本拠地イギリスでは、ロンドン響、ロンドン・フィル、フィルハーモニア管、BBC響、ロイヤル・フィル、イギリス室内管、BBCスコティッシュ、BBCウェールズなどメジャー・オーケストラに常時出演するほか、ヨーロッパの主要都市において、ソロ活動のほか、ピアニストのホルヘ・オソーリオとのデュオやチェリストのリチャード・マークソンを加えたトリオでの演奏活動も行っている。
日本には1970年より2年ごとに帰国、主要オーケストラとの共演や、リサイタルを行なっている。
CDは、ロンドン=デッカにモーツァルトの協奏曲全曲(ワルター・ウェラー指揮、ロイヤル・フィル)、東芝EMIに「イタリア古典リサイタル」、フィリップスにチャイコフスキーとブルッフの協奏曲(エド=デ・ワールト指揮、ロッテルダム・フィル)、日本クラウンにフォーレとプロコフィエフのソナタがある。またBBCは、彼女のためにモーツァルトの協奏曲全曲演奏会の特別番組を制作し、英国全土で放送された。
真に日本を代表し、世界に誇り得るアーティストである。ロンドン在住。
1970年5月、ベルギーの国際ヴュータン・コンクールに、審査員全員一致の推奨で優勝。続く6月には、チャイコフスキー国際コンクールで、楽器の不調にもかかわらず、第2位を獲得、センセーションを巻き起こし、その結果、長期の旧ソ連邦内の公演が契約された。
1971年、ユージン・オーマンディ指揮のフィラデルフィア管弦楽団と共演。このアメリカ・デビューは、各方面から絶賛され、ただちに数回の公演が契約された。
1974年には、ロンドン交響楽団とのイギリス・デビューが素晴らしい成功を収め、アンドレ・プレヴィンの指揮で再度ロンドン公演出演を依頼された。このコンサートがまた注目を集め、オールドバラ・フェスティバルおよびシカゴ交響楽団、ピッツバーグ交響楽団とプレヴィン指揮の公演に出演を要請された。さらにまたロンドン公演での演奏を聴いたロリン・マゼールから、ニューヨーク・フィルハーモニックとクリーヴランド管弦楽団のソリストとして迎えられた。
そのほかヨーロッパ本土では、ラファエル・クーべリック指揮バイエルン放送響、クルト・ザンデルリング指揮ロイヤル・コンセルトヘボウ管/ドレスデン・シュターツカペレ、ヴォルフガング・サヴァリッシュ指揮ハンブルク国立歌劇場管、マイケル・ティルソン・トーマス指揮ベルリン・ドイツ響、ヨーゼフ・クリップス指揮フランス国立放送フィル、エリアフ・インバル指揮フランクフルト放送響、パーヴォ・ヤルヴィ指揮ヘルシンキ・フィルをはじめ、ウィーン響、イスラエル・フィル、ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管、フランス国立管、フランス国立放送フィル、シュトゥットガルト放送響、ザールブリュッケン放送響、ボン・ベートーヴェン管、スイス・ロマンド管、スウェーデン放送響、ザルツブルク・モーツァルテウム管、ウィーン放送響、イタリア国立放送響(RAI)、スロヴァキア・フィル、ブダペスト・フィル、ベルギー国立響、ロッテルダム・フィル、などと協演する。
北米では、前述のフィラデルフィア管、ニューヨーク・フィルをはじめ、メータ/バレンボイム指揮ロスアンジェルス・フィル、小澤征爾指揮サンフランシスコ響/ボストン響、レヴァイン/プレヴィン指揮シカゴ響のほか、ピッツバーグ響、ミネソタ響、モントリオール響、バンクーバー響、トロント響などと協演している。
本拠地イギリスでは、ロンドン響、ロンドン・フィル、フィルハーモニア管、BBC響、ロイヤル・フィル、イギリス室内管、BBCスコティッシュ、BBCウェールズなどメジャー・オーケストラに常時出演するほか、ヨーロッパの主要都市において、ソロ活動のほか、ピアニストのホルヘ・オソーリオとのデュオやチェリストのリチャード・マークソンを加えたトリオでの演奏活動も行っている。
日本には1970年より2年ごとに帰国、主要オーケストラとの共演や、リサイタルを行なっている。
CDは、ロンドン=デッカにモーツァルトの協奏曲全曲(ワルター・ウェラー指揮、ロイヤル・フィル)、東芝EMIに「イタリア古典リサイタル」、フィリップスにチャイコフスキーとブルッフの協奏曲(エド=デ・ワールト指揮、ロッテルダム・フィル)、日本クラウンにフォーレとプロコフィエフのソナタがある。またBBCは、彼女のためにモーツァルトの協奏曲全曲演奏会の特別番組を制作し、英国全土で放送された。
真に日本を代表し、世界に誇り得るアーティストである。ロンドン在住。
コンサート情報
日時・会場 | コンサート名・お問い合わせ |
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2016/7/8(金)19:00
王子ホール |
ディスコグラフィー
シャコンヌ ー 藤川真弓ヴァイオリン・リサイタル(ライブ)
ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ ハ短調 op.120-1
J.S.バッハ:シャコンヌ(無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番 ニ短調 BWV1004より)
ショーソン:詩曲
バルトーク:ルーマニア民俗舞曲
エルガー:ヴィレライ
エルガー:気まぐれな女
藤川真弓(ヴァイオリン)
オリヴァー・マークソン(ピアノ)
[ミッテンヴァルト]
ベートーヴェン、フランク:ヴァイオリン・ソナタ
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第9番『クロイツェル』
フランク:ヴァイオリン・ソナタ イ長調
藤川真弓(ヴァイオリン)
マイケル・ロール(ピアノ)
[DENON]
藤川真弓 ヴァイオリン・リサイタル2002
CD1
コレルリ(クライスラー編):ラ・フォリア
ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ op.120-2(作曲者自身によるクラリネット・ソナタからの編曲版)
シューマン:夕べの歌
シューマン:ロマンス
CD2
ウォルトン:ヴァイオリン・ソナタ
クライスラー:ジプシー・カプリス
ラフマニノフ(クライスラー編):マルゲリータ
クライスラー:中国の太鼓
ラフマニノフ:ロマンス op.6-1
フォーレ:子守唄 op.16
クライスラー:シンコペーション
藤川 真弓(ヴァイオリン)
清水 由香里(ピアノ)
[ミッテンヴァルト]