浜野与志男　Yoshio Hamano

プロフィール

　1989年東京都出身。東京藝術大学附属音楽高等学校、東京芸術大学を経て英国王立音楽大学大学院修士号およびアーティスト・ディプロマを取得。その後モスクワ音楽院およびドイツ・ライプツィヒにて研鑽を積む。これまで岡田敦子、エリソ・ヴィルサラーゼ、エレーナ・アシュケナージ、御木本澄子、ヴァディム・サハロフ、ニキータ・フィテンコ、ドミトリー・アレクセーエフ、ゲラルド・ファウトの各氏に師事。

　2011年第80回日本音楽コンクールにて第1位、併せて野村賞、河合賞、井口賞、岩谷賞（聴衆賞）受賞。2013年アルマトィ国際ピアノコンクール第2位、仙台国際音楽コンクール・セミファイナル聴衆賞。アレムダール・カラマーノフ国際ピアノコンクール、野島稔・よこすかピアノコンクール、ロンドン国際音楽コンクール、ロシア音楽国際ピアノコンクール、マルメ北欧ピアノコンクールなどに上位入賞及び優勝。

　2011年度文化庁新進芸術家海外研修制度により渡米。CHANEL Pygmalion Days 2012参加アーティスト、2012・2013年度公益財団法人ロームミュージックファンデーション奨学生、2014年度公益財団法人明治安田クオリティオブライフ文化財団奨学生。

　アムステルダム運河音楽祭、ロシアにおける春などの音楽祭に出演。

　これまでに、日本フィルハーモニー交響楽団、東京交響楽団、セントラル愛知交響楽団、藝大フィルハーモニア、カザフスタン国立交響楽団、スウェーデン・ルント市交響楽団等のオーケストラ、指揮者ではアレクサンドル・ラザレフ、ダヴィド・ゲリンガス、円光寺雅彦、大友直人、山田和樹等と共演している。

　2019年、デビュー・アルバム「ステートオヴマインド」をトリトーン・レーベルよりリリース、好評を得ている。

　これまで岡田敦子、エリソ・ヴィルサラーゼ、故エレーナ・アシュケナージ、御木本澄子、ヴァディム・サハロフ、ニキータ・フィテンコ、ドミトリー・アレクセーエフ、ゲラルド・ファウトほか各氏に師事。

　東京音楽大学講師、東京藝術大学非常勤講師を経て、2022年4月より東京音楽大学専任講師。国内外で公開レッスン開催やコンクール審査にも積極的に携わる。

「ステートオヴマインド　――漂流する国の孤高なる音楽」

ラフマニノフ：

　幻想的小品集 op.3より前奏曲嬰ハ短調

　10の前奏曲 op.23より第2番、第6番、第7番

　絵画的練習曲集 op.39より第1番、第3番、第5番、第9番

タネーエフ：前奏曲とフーガ嬰ト短調 op.29

ショスタコーヴィチ：

　ノクターン（バレエ音楽「明るい小川」より）

　ピアノ・ソナタ第2番ロ短調 op.61

[TRITON]

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