01.06
2017 CD
2017 CD
ボリス・ギルトブルグ、「ピアノ協奏曲第1番&第2番、弦楽四重奏曲第8番(ピアノ版)」リリース!
今年4月に期待の再来日を果たすボリス・ギルトブルグの新譜が、1月24日(火)リリースとなります。
2017年4月には東京・春・音楽祭での来日公演も予定されている1984年モスクワ生まれのピアニスト、ボリス・ギルトブルグのショスタコーヴィチ・アルバム。
メインはペトレンコ指揮ロイヤル・リヴァプール・フィルと共演したピアノ協奏曲第1番と第2番で、組み合わせはギルトブルグ自身がピアノ用に編曲した弦楽四重奏曲第8番と弦楽四重奏曲第2番のワルツという興味深い内容。
弦楽四重奏曲第8番は、戦後15年を経ても米英無差別爆撃による傷跡が生々しく残されていたドレスデンの惨状に衝撃を受けたショスタコーヴィチが自らの置かれた状況とだぶらせて悲嘆にくれながら書いた作品で、バルシャイが弦楽合奏用に編曲した室内交響曲ヴァージョンも有名。弦楽四重奏曲第2番は戦時中に書かれた作品で第3楽章ワルツも不気味な印象となっています。ギルトブルグはショスタコーヴィチの遺族の承諾を得てこれらの作品の魅力をピアノで伝えるべく編曲をおこないました。(HMV)
ショスタコーヴィチ:
ピアノ協奏曲 第1番 ハ短調 op.35
弦楽四重奏曲 第2番 イ長調 op.68~第3楽章「ワルツ」(ギルトブルクによるピアノ編)
ピアノ協奏曲 第2番 へ長調 op.102
弦楽四重奏曲 第8番 ハ短調 op.110(ギルトブルクによるピアノ編)
リーズ・オーウェン(トランペット)
ワシリー・ペトレンコ指揮
ロイヤル・リヴァプール・フィルハーモニー管弦楽団