12.03
2025 NEWS

ピアニスト 石井 楓子(Fuko Ishii)のマネジメントを2025年12月1日からお引き受けすることになりました。

神奈川県生まれ。幼少のころより、ピアノを学ぶ。2002年全日本学生音楽コンクール小学生の部全国大会第1位優勝。その後、桐朋女子高等学校を経て、桐朋学園大学音楽学部卒業、さらに同大学研究科修了。2004年ドイツで開催されたエトリンゲン国際青少年ピアノ・コンクール第2位受賞。2007年東京音楽コンクール第2位、日本ショパン・コンクール2010 第2位。そして2013年、日本音楽コンクール優勝を果たし、各方面より注目される。2015年ヨーロッパに渡り、ケルン音楽大学およびバーゼル音楽大学修士・演奏家過程にてクラウディオ・マルティネス=メーナ氏に師事する。これまでに、ピアノを江崎光世、加藤伸佳、村上弦一郎の各氏に師事。また室内楽では、東京カルテット、ギュンター・ピヒラー、三上桂子、藤原浜雄、堤剛、アンソニー・スピリの各氏に師事する。
2019年デトモルト・ブラームス・コンクール優勝後、ヨーロッパ各地で演奏活動をはじめる。2021年デトモルト音楽大学&エーリッヒ・ティエンハウス研究所協力のもと、ブラームス&ハイドンのピアノ作品集CDを収録する。
2022年グリーグ国際ピアノ・コンクール優勝し、世界的に脚光を浴びる。そして、ライプツィヒ、ケルン、マイセン、シュタインフェルト、べーブリンゲン、ボッフム、バーゼル、トロントハイム、キプロスはじめ、ノルウェー・ベルゲン音楽祭にも出演、グリーグの生家で演奏会を行う。
これまでに、ローレンス・フォスター指揮ベルゲン交響楽団をはじめ、デトモルト州立歌劇場管弦楽団、デトモルト室内管弦楽団、バーゼル交響楽団、クラクフ・フィルハーモニー管弦楽団、クリスティアンサン交響楽団と共演。日本国内では、NHK交響楽団、読売日本交響楽団、東京交響楽団、東京フィルハーモニー交響楽団、日本フィルハーモ二―交響楽団、神奈川フィルハーモニー管弦楽団、日本センチュリー交響楽団、兵庫県芸術文化センター管弦楽団、セントラル愛知交響楽団等と共演。秋山和慶、尾高忠明、高関健、松尾葉子、阪哲郎、曽我大介、川瀬賢太郎、現田茂夫等の指揮者と共演する。
2024年ヨーロッパから日本に完全帰国し、トッパンホールにて帰国リサイタルを開催。「生きている音」をモットーに日本各地での演奏活動をスタートさせた。
2025年秋山和慶指揮中部フィルハーモニー交響楽団CDリリース。同年、新日本フィルハーモニー交響楽団との共演も予定されている。さらに桐朋学園大学等で後進の指導にも、力を注いでいる。
石井楓子A写