アドリアン・ペルション Adrien Perruchon
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プロフィール
2021/22シーズンよりコンセール・ラムルー管弦楽団の音楽監督を務め、リンツ・ブルックナーハウスへのツアーのほか、リーズ・ベルトー、エドガー・モロー、エマニュエル・セイソン等のソリストとコラボレートしている。
2014年、フランス放送フィルハーモニー管弦楽団の定期公演を指揮し華々しいデビューを飾って以降、世界の主要オーケストラに次々と客演。これまでに、ロサンゼルス・フィルハーモニック、クリーヴランド管弦楽団、フランス国立管弦楽団、モンペリエ国立管弦楽団、ロレーヌ国立管弦楽団、タピオラ・シンフォニエッタ、ローザンヌ室内管弦楽団、ルクセンブルク・フィルハーモニー管弦楽団、WDRケルン放送管弦楽団、NDRハノーファー北ドイツ放送フィルハーモニー管弦楽団、ブリュッセル・フィルハーモニー管弦楽団、フランデレン交響楽団、アルスター管弦楽団、ザルツブルク・モーツァルテウム管弦楽団等のオーケストラを指揮し、ウィーン交響楽団とはウィーン・ムジークフェラインでの公演や、ヒラリー・ハーンをソリストに迎えたドイツ・ツアーを行った。また、ピエール=ロラン・エマール、ジャン=エフラム・バヴゼ、ゴーティエ・カプソン、オーガスティン・ハーデリッヒ、ヴァディム・グルズマン、クリスティーネ・オポライス、ハヴィエル・ペリアネス、アリーナ・ポゴストキーナ、ジャン=イヴ・ティボーデ等のソリストと共演している。
近年のハイライトは、ネーデルラント・フィルハーモニー管弦楽団との共演でアムステルダム・コンセルトヘボウへデビューし、リンツ・ブルックナー音楽祭ではオープニング・セレモニーを指揮した。ロンドン・カドガン・ホールへもデビューし、パリ室内管弦楽団&ゴーティエ・カプソンとのヨーロッパ・ツアーを行った。また、トゥールーズ・キャピトル国立管弦楽団、インスブルック交響楽団、リヨン国立管弦楽団、アントワープ交響楽団等へデビュー。2022/23シーズンは、ケベック交響楽団、スウェーデン室内管弦楽団、キュミ・シンフォニエッタ等へ初登場するほか、カティア&マリエル・ラベックをソリストに迎えデュッセルドルフ交響楽団を指揮し、ブルターニュ国立管弦楽団やオーベルニュ国立管弦楽団に再客演する。
オペラでは、コーミッシェ・オーパー・ベルリンへ2021年にデビューし、今シーズンはオッフェンバック《天国と地獄》(演出:バリー・コスキー)を上演する。同作品はライン・ドイツ・オペラでも指揮した。そのほかこれまでに、リヨン歌劇場でオッフェンバック《にんじん王》(演出:ロラン・ペリー)、ディジョン歌劇場でビゼー《カルメン》(新演出:フロレンティン・クレッパー)、ケルン歌劇場でのラヴェル《スペインの時》&《子供と魔法》2本立てや、ベルリオーズ《ベンヴェヌート・チェッリーニ》、プッチーニ《ラ・ボエーム》、モーツァルト《ドン・ジョヴァンニ》等を指揮している。
2019年、ワーナー・クラシックスからリリースされた『ニーノ・ロータ:ハープのための作品集』(ハープ…アンネレーン・レナエルツ、ブリュッセル・フィルハーモニー管弦楽団)がエコー・クラシック賞を受賞。2020年ノマドミュージックからの『ストラヴィンスキー、コリリアーノ:ヴァイオリン協奏曲』(ヴァイオリン…アマンダ・ファヴィエ、リエージュ・フィルハーモニー管弦楽団)、2019年ソニー・クラシカルからの『ベートーヴェン、リスト:ピアノ協奏曲第1番』(ピアノ…チョ・ジェヒョク、ロイヤル・スコティッシュ・ナショナル管弦楽団)等がリリースされている。
1983年フランス生まれ。ピアノ、パーカッション、ファゴットを学ぶ。チョン・ミョンフンに招かれ、2003年よりフランス放送フィルハーモニー管弦楽団の首席ティンパニ奏者を、次いでソウル・フィルハーモニックのティンパニ奏者をいずれも2016年まで務めた。2015-2017シーズンには、ロサンゼルス・フィルハーモニックのドゥダメル・フェロー・プログラムに参加した。