アルベナ・ダナイローヴァ Albena Danailova
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プロフィール
2008年、ウィーン国立歌劇場において史上初となる女性のコンサートマスターとなり、2011年にはウィーン・フィルハーモニー管弦楽団のコンサートマスターに就任した。また、2009年のザルツブルクのモーツァルト週間において、小澤征爾の指揮でハイドンの協奏交響曲変ロ長調のソリストを務めた。
ブルガリアのソフィアで、音楽一家のもとに生まれる。5歳から音楽を学び、ネリ・ジェレヴァ、ドラ・イヴァノヴァのもとで研鑽を積む。1995年にドイツへ移り、ロストック音楽大学とハンブルク音楽大学でペトル・ムンティアヌに師事し、イダ・ヘンデル、ヘルマン・クレッバース、ルイス・カプラン、アンドレアス・ライナー、シュテファン・ゲオルギューのマスタークラスを受講。
2001年、バイエルン国立歌劇場管弦楽団の第2ヴァイオリン奏者となり、2003年には第1ヴァイオリン奏者に、その後第1コンサートマスターとなる。また、2003/04シーズンにはロンドン・フィルハーモニー管弦楽団のコンサートマスターを務めた。2011/12シーズンより、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団のメンバーで構成されるアンサンブル・ウィーンの第1ヴァイオリニストを務めている。
オーケストラの活動に加え、ソリストおよび室内楽奏者としては、ブルガリア、オーストリア、ドイツ、イスラエル、アメリカの音楽祭に登場するほか、ハンブルク北ドイツ放送交響楽団(NDR)、ハンブルク・モーツァルト・オーケストラ、ソフィア・ソロイスツ、ソフィア・フィルハーモニーなどのオーケストラと共演している。また、ドイツ・ラジオ、北ドイツ放送、祖国ブルガリアのテレビ放送向けの録音も行なう。室内楽では、ニコライ・ズナイダー、モニカ・レスコヴァル、ミラナ・チェルニャフスカ、サリーム・アシュカール等と共演している。
シェーンタール修道院国際ヴァイオリンコンクール第2位、ティボール・ヴァルガ国際ヴァイオリンコンクール特別賞、チャイコフスキー国際コンクール・セミファイナリスト、ヴィットリオ・グイ国際室内楽コンクール第1位およびピアノ・デュオ部門第1位等、数多くのコンクールで受賞歴を持つ。
使用楽器は、1727年製のストラディヴァリウス「Ex.ベンヴェヌーティ」(アンゲリカ・プロコップ財団より貸与)。
ニュース
■2020/4/20【公演中止】5/23(土) アルベナ・ダナイローヴァ ヴァイオリン・リサイタル
■2020/11/19アルベナ・ダナイローヴァ(ヴァイオリン)次回の来日についてのお詫び