ペク・ジュヤン Baek Ju-Young

ペク・ジュヤン Baek Ju-Young

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プロフィール

 韓国生まれ。ソウル芸術高等学校卒業後、アメリカに留学し、カーティス音楽院にて、アーロン・ローザンドに師事する。その後、パリ音楽院で、ジャン=ジャック・カントロフに師事し、首席にて卒業。さらに、ジュリアード音楽院大学院にて、ロバート・マンに師事する。
 1995年シベリウス国際コンクールおよび1996年パガニーニ国際コンクール入賞。1997年韓国で最も権威のある「東亜国際音楽コンクール」にて、優勝を果たす。1998年には、インディアナポリス国際ヴァイオリン・コンクールに入賞し、2000年ニューヨーク・ヤング・コンサート・アーティスト国際オーディション優勝。
 2002年ジェラルド・シュワルツ指揮、ニューヨーク室内管弦楽団との共演でアメリカ・デビューを果たして以来、アメリカでは、各州で数多くのオーケストラと共演する。
 これまでに、ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団、フィラデルフィア管弦楽団、チェコ・フィルハーモニー管弦楽団、フィンランド放送交響楽団、オスロ交響楽団、サンクトペテルブルク・フィルハーモニー交響楽団、シンガポール交響楽団等と共演。韓国内では、KBS交響楽団、ソウル・フィルハーモニック管弦楽団、プサン・フィルハーモニック管弦楽団をはじめ、ほとんど全ての主要オーケストラと共演を果たす。日本では、 東京交響楽団、NHK交響楽団、東京都交響楽団、新日本フィルハーモニー交響楽団、広島交響楽団、兵庫県立芸術文化センター管弦楽団などと共演する。なかでも、2008年7月のファビオ・ルイージ指揮/NHK交響楽団との東京、大阪、九州公演は、その高い音楽性と技術力で、絶賛された。また室内楽奏者として、マールボロ、アスペン、ラヴィニヤ、ブリッジハンプトン、ジュリアード・フォーカス、ザルツブルクの夏、フランスのエヴィアンなどの音楽祭、韓国では大関嶺国際音楽祭と幅広く出演している。
 名門ソウル大学音楽学部に20歳代の若き教授として就任し、韓国で大きな話題となった。
 CDの分野では、2010年に新日本フィルハーモニー交響楽団との共演で「ブラームス&ブルッフ:ヴァイオリン協奏曲」を、2012年にバルトーク、バッハ、シュニトケ、イサン・ユンの作品を収録した「無伴奏ヴァイオリン作品集」を、オクタヴィア・レコードよりリリースした。
 情熱的な演奏が高く評価され、2010年4月に公開された「のだめカンタービレ 最終楽章 後編」ではヴァイオリン協奏曲のソリストとして音の出演を果たす。まさに活躍めざましいアジアのトップ・アーティストの一人である。

ディスコグラフィー

ブラームス、ブルッフ:ヴァイオリン協奏曲
ペク・ジュヤン

ブラームス:ヴァイオリン協奏曲
ブルッフ:ヴァイオリン協奏曲


ヘンリク・シェーファー指揮
新日本フィルハーモニー交響楽団


[EXTON]