シャレフ・アド=エル Shalev Ad-El
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プロフィール
1968年、イスラエル生まれ。アメリカ・イスラエル文化基金からの奨学金を得てハーグ王立音楽院を卒業し、1987年にイスラエルのフランソワ・シャピーラ・コンクールで第1位を獲得した。イスラエル・フィルハーモニー管弦楽団等の著名なオーケストラと共演し、一流のチェンバロ奏者としての地位を確立した。現在、イスラエル国内にあるキブツのメンバーで構成されるイスラエル・ネタニヤ・キブツ・オーケストラの音楽監督を務めている。
指揮者およびチェンバロ奏者として、これまでに、ロンドンのウィグモア・ホール、ニューヨークの92Yとフリック・コレクション、ソウルのLGアートセンター、東京ではサントリーホールと東京オペラシティに登場しているほか、ブルージュ音楽祭、ライプツィヒ・バッハ音楽祭、ブリュッセルのボザール、ハレ・ヘンデル音楽祭、ゲッティンゲン・ヘンデル音楽祭、ユトレヒト古典音楽祭など、数多くの音楽祭に出演している。
イル・ガルデリーノ、ドリアン・コンソート、ベルリン・フィルハーモニック・ストラディヴァリ・ソロイスツのメンバーであり、アカデミア・ダニエルとオスロ・バロック・ソロイスツでは芸術監督を務めている。
1997年から2007年までハレ・フィルハーモニー管弦楽団に定期的に客演したほか、これまでに、ベルリン交響楽団、イスラエル・リション・レジオン交響楽団、イスラエル室内管弦楽団、エルサレム交響楽団、エルサレム・バロック・オーケストラ、バロッカーダ・バロック・オーケストラ、イル・ガルデリーノ・バロック・オーケストラ、パルドゥビツェ・バロック・オーケストラ、ミュージック・ヴィヴァ・アムステルダム、ノルウェー・ソロイスツ合唱団、香港アカデミー・フォー・パフォーミングアーツ管弦楽団、バンコク交響楽団、パナマ国立交響楽団、ペルー国立交響楽団、ボゴタ・フィルハーモニー管弦楽団等を指揮している。
また、マグダレーナ・コジェナー、ヴィーラント・クイケン、ヴィットリオ・ギエルミ、マイケル・チャンス、シュロモ・ミンツ、クラウス・メルテンス、マルセル・ポンセール、寺神戸亮、コリヤ・ブラッハー、スージー・ルブラン、チャールズ・ダニエルズ、キャロリン・ワトキンソン、ギ・ド・メイ、ガイ・ブラウンシュタイン等のアーティストと共演している。
80枚を超える録音をドイツ・グラモフォン、シャンドス、デノン、CPOなどのレーベルよりリリースしている。後進の指導も積極的に行っており、1992~93年ドレスデン古楽アカデミー、1992~2000年ブルノ・マサリク大学、1999年ボストン大学でチェンバロの教授を務めるほか、モスクワ音楽院、タリン、ラインスベルク城、フロリダ州立大学、インターロッケン・センター・フォー・ザ・アーツ、ブルーミントン、ロンジー音楽院、福岡古楽音楽祭、北京中央音楽院、ハバナ国立音楽院、リマ音楽院、ラパス音楽院、教皇庁立アルゼンチンカトリック大学、香港演藝學院、シドニー室内音楽祭、ソウル大学校、エスタード・デ・リオ・デ・ジャネイロ国立大学管弦楽団等でマスタークラスを開催した。
2008年、ドイツを中心とした音楽復興への貢献を讃えられ、ドイツ人以外で初めてファッシュ賞を受賞した。