アンティ・シーララ Antti Siirala
次回来日
2024年7月
プロフィール
同世代の中でももっとも洗練されたフィンランド人ピアニストであり、その音色の多彩さや歌心に満ちたフレージング、知的な音楽表現が高く評価されている。
1997年ウィーン・ベートーヴェン国際コンクール最年少第1位、2003年リーズ国際ピアノコンクール優勝。その翌年、シベリウス音楽院でベートーヴェンの全ピアノ作品を演奏した。
これまでに、ヘルベルト・ブロムシュテット、フランソワ=グザヴィエ・ロト、エサ=ペッカ・サロネン、サカリ・オラモ、ネーメ・ヤルヴィ等の指揮者と、ベルリン・ドイツ交響楽団、バンベルク交響楽団、hr交響楽団(フランクフルト放送交響楽団)、NDRエルプフィルハーモニー管弦楽団、WDR交響楽団、南西ドイツ放送交響楽団、チューリッヒ・トーンハレ管弦楽団、ウィーン交響楽団、バーミンガム市交響楽団、フィルハーモニア管弦楽団、ハーグ・レジデンティ管弦楽団、イェーテボリ交響楽団、フィンランド放送交響楽団、サンフランシスコ交響楽団、日本ではNHK交響楽団、読売日本交響楽団、東京都交響楽団、新日本フィルハーモニー交響楽団、広島交響楽団等と共演している。室内楽では、カロリン・ヴィトマン、バイバ・スクリデ、ローレンス・パワー、ターニャ・テツラフ、ヤン・フォーグラー、シャロン・カム等と共演を重ねる。
ベルリン・フィルハーモニー等でリサイタルを開催したほか、ルツェルン音楽祭やルール・ピアノ・フェスティバルをはじめとする音楽祭、ケルン・フィルハーモニー、ウィグモア・ホール、アムステルダム・コンセルトヘボウ、ニューヨークのメトロポリタン美術館、チューリッヒ・トーンハレ等の主要ホールに登場している。2006年から3年にわたり、コンツェルトハウス・ドルトムントの「ユンゲ・ヴィルデ」シリーズでアーティスト・イン・レジデンスを務めた。
近年のハイライトは、ベオグラード・フィルハーモニー管弦楽団とグリーグのピアノ協奏曲で共演し、モーリッツブルク音楽祭ではローレンス・パワーとトーマス・アデスの「3つの子守歌」をドイツ初演した。今後はノルウェー室内管弦楽団や、エヴァ・オリカイネン指揮マインツ州立フィルハーモニー管弦楽団、ピエタリ・インキネン指揮プラハ交響楽団との共演等がある。
録音では、これまでに、『ブラームス作品集』(オンディーヌ)、『シューベルト:ピアノ編曲集』(ナクソス)、『シューベルト:ピアノ五重奏曲「ます」、他』(ソニー・クラシカル)、『ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第30番、第31番、第32番』(Avi ミュージック)をリリースし、グラモフォン誌のエディターズ・チョイス・アワード等を受賞。ソニーからはザ・ナイツ、コリン・ジェイコブセン、ヤン・フォーグラーと録音したベートーヴェンの三重協奏曲をリリースしている。
現在、ミュンヘン音楽大学教授およびシベリウス音楽院教授を務める。
コンサート情報
日時・会場 | コンサート名・お問い合わせ |
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2024/7/27(土)15:00 アクロス福岡 シンフォニーホール |
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2024/7/31(水)19:00 アクロス福岡 シンフォニーホール |
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2024/8/1 (木) 18:30 サンポートホール高松 第1小ホール |
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2024/8/2 (金) 14:00 ザ・フェニックスホール |
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2024/8/5 (月) 18:30 日経ホール |
ディスコグラフィー
カレヴィ・アホ:ピアノ協奏曲
カレヴィ・アホ:ピアノと弦楽のための協奏曲(ピアノ協奏曲 第2番)/交響曲 第13番(交響的気質)
オスモ・ヴァンスカ指揮
ラハティ交響楽団
[BIS]
ブラームス作品集
ブラームス:ピアノ・ソナタ 第3番 ヘ短調 op.5/ワルツ集 op.39
[ONDINE]
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第30番、第31番、第32番
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ 第30番 ホ長調 op.109/ピアノ・ソナタ 第31番 変イ長調 op.110/ピアノ・ソナタ 第32番 ハ短調 op.111
[Avi Music]