ゲルハルト・オピッツ ピアノ・リサイタル
シューベルトとリスト 詩的なものへの憧憬とその軌跡 Gerhard Oppitz Piano Recital
Shubert & Liszt

2023年12月15日(金)18:15開場/19:00開演

東京オペラシティ コンサートホール

出演

ゲルハルト・オピッツ(ピアノ)

曲目

シューベルト:ピアノ・ソナタ 第15番 ハ長調
       『レリーク』 D.840(未完)
シューベルト:さすらい人幻想曲 ハ長調 D.760
リスト:バラード 第2番 ロ短調
リスト:巡礼の年 第2年「イタリア」より
    ペトラルカの3つのソネット
リスト:バッハのカンタータ
    「泣き、嘆き、悲しみ、慄き」の主題による変奏曲

チケット

全席指定
S¥6,500 A¥5,500 B¥4,500 学生¥3,000
(学生券…S~Bより選択可/公演当日要学生証)

主催

主催:パシフィック・コンサート・マネジメント
後援:ドイツ連邦共和国大使館
   一般社団法人全日本ピアノ指導者協会(ピティナ)

Date

Friday 15th December 2023
18:15 Open, 19:00 Start

Hall

Tokyo Opera City Concert Hall

Artist

Gerhard Oppitz, Piano

Program

Schubert: Piano Sonata No.15 in C major, “Reliquie” D.840
Schubert: Wanderer-Fantasie in C major, D.760
Liszt: Ballade No.2 in B minor
Liszt: Sonetti di Petrarca from Années de pèlerinage, Deuxième année: Italie
Liszt: Variations on Bach’s “Weinen, Klagen, Sorgen, Zagen”
プロフィール
 ドイツ・ピアノ界の正統派を代表する演奏家。古典から現代まで幅広いレパートリーを持ち、ベートーヴェンとブラームスに関しては、世界最高の演奏者の一人として確固たる地位を確立している。音楽解釈における楽派の流れは、師のヴィルヘルム・ケンプに繋がり、その源流はリストやベートーヴェンにまで直接遡る。
 バイエルン州生まれ。パウル・バックに師事した後、ケンプと出会い教えを受けるようになる。自身の解釈との著しい相似性に感服したケンプの遺志により、オピッツは後継者として音楽的伝統を引き継ぐこととなった。
 1977年アルトゥール・ルービンシュタイン・コンクールで優勝し、一躍世界的に脚光を浴びる。翌年には、名門ドイツ・グラモフォンより最初のレコードをリリース。これまでに、ウィーン・フィル、ベルリン・フィル、ミュンヘン・フィル等の著名オーケストラと、カルロ・マリア・ジュリーニ、ロリン・マゼール、リッカルド・ムーティ、ズービン・メータ、サー・コリン・デイヴィス、ヴォルフガング・サヴァリッシュ、ホルスト・シュタイン、サー・ネヴィル・マリナー、ヘルベルト・ブロムシュテット、ドミトリー・キタエンコ、ガリー・ベルティーニ等の指揮者と共演している。
 これまでにリリースしたCDは80枚を超え、BMG/RCAやヘンスラーからの、ブラームスのピアノ作品全集、ブラームスのピアノ協奏曲集(C.デイヴィス/バイエルン放送響)、ベートーヴェンのピアノ協奏曲集(ヤノフスキ/ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管)、ベートーヴェンのソナタ全集、シューベルトのピアノ作品集等が好評を得る。
 日本では1994年、NHKテレビのベートーヴェン・ソナタの演奏およびレッスンが爆発的人気を呼んだ。ベートーヴェン、シューベルト、シューマン&ブラームスの連続演奏会も好評を得る。親日家でもあり、日本で最も人気のあるピアニストの一人である。